身の回りに迷信が蔓延していて、いちいち取り上げるのも、たいへんな作業なんですが、重要度
をABC分析手法で選別する必要がありそうです。 しかしながら、やはり興味を引いたキーワー
ドに食いついてしまうのが悲しいところです。
山岳信仰の女人禁制はいい加減にしろと言いたい。 トレッキング番組はいいんですよ。 美し
い風景、体力の限界に挑む、チャレンジ精神。 素晴らしいです。
ところが唐突に女人禁制の信仰が出てきたとたんに、萎えますわなあ。 この時代にまだそんな
事を言っているのか? どんな論理的証明があるのか?
その点四国のお遍路信仰はいいですよね。 善男善女お年寄りから子供まで全ての。
神との関わりで言うと、女性は命(神や仏)を宿し、生み出す事が出来る事から、より神聖に近
い存在なのだと思うのですが。 まあこれもどちらが優劣で、という間違った縦の関係を想起す
る概念ではあるのですが。
先日ネット記事に、「デウス」の単語が出てきて、現在の科学技術は発達しすぎて、人間が全て
を見通すことが出来ない。それ故に、その発達にブレーキをかけることが出来ないと記載されて
いました。
自然の中には何一つ偶然なものは存在しない。 ところが人間は通常、自然界の錯綜する諸原因 について、明瞭な観念を形成しえない。 これが、人間が絶えず非十全な意識の中で生き、…
参考文献 スビノザ 共同性のポリティクス 浅野先生著 46ページ
バラバラに分割された分け御霊であり、有限な脳細胞で活動する人間が、自然世界を網羅し、
十全な意識を形成する事は確かに不可能と思われます。
宇宙文明は証明する事が出来ないし、アトランティスやムーもどれほどの科学技術があったの
か証明は出来ないですから、考古学が証明している範囲で言うと、現在に至るまで、確かに全
てを見通す事は出来ていません。
しかしながら、その可能性を感じさせる科学技術が人工知能です。
シンギュラリティという言葉が、脅し文句として使われることが本当に悲しい
本来多くの人々が、豊かで喜びに満たされた人生を送るために、発明され、活用されるべき
科学技術に、仕事を奪われたり、間引きされたりすると、脅されなければならないのは、なぜ
なのだろう? そして、どのような「意識背景」を持った人々が、そのような脅し文句を広め
ているのだろう? 根源を追跡する能力が、まず必要だと思うのです。
科学技術にブレーキをかけるではなく、悪用にブレーキをかける
ここで迷信の威力が炸裂している様子が窺えます。 「悪用にブレーキ」をかけることが出来
ないように、詳しく考えられないような、心理的ブレーキが、迷信や洗脳で巧妙に張り巡らさ
れている。 論理的証明を考えさせず、盲目的に信じさせていると思われます。
正しい論理的証明は、不都合な真実なのであります。
シンギュラリティで人類が滅ぶと言うメッセージが迷信である
よく理解せず、人工知能とセットで、脅し文句として語られる単語を使っていますが、太古
の昔からある、永遠のテーマ、科学技術の悪用と善用の事に収束するような気がするのです。
アトランティスやムーも太古の哲学者の日記によると、悪用で滅びたらしいですから。
自分達の作ったもので滅びるとか、自分が仕掛けた罠にはまるとか、よくできた、お笑い
のネタのごとくでありますよ。
悪用すると滅びる と言うのがより正しい表現
人工知能を善用することで 迷信を論破する 個人の認識能力を飛躍的に広げる 視野が鬼のように広がる 念願である十全な認識に近づく 中略 全ての民衆が悟りを得る 全ての民衆が天国に到着する